こだわり
「チャレンジ精神」が失われつつある塗りの世界で、独自技術でこれまで見たことがないものを創造
日本の伝統工芸でもある「塗り」の世界は、本来であれば日本が世界に誇れる技術です。
しかし、長年塗りの世界に携わっている私たちからすると、業界全体の「チャレンジ精神」がなくなっているのでは…と思わざるを得ない状況が続いています。
古くから塗りに従事する人々も、せっかく長年続いてきた技術を向上させる努力をしていないなど、「塗り」の価値が必ずしも高いとは言えなくなってきてしまっている現状は、非常に残念なことだと考えています。
仕事柄、漆塗りなどが施される仏壇や五月人形などの展示会に足を運ぶ機会がありますが、ほぼ同じような形や色合いのものが並んでいます。
ありふれたものではなく、同じ「塗り」の商品であっても「これまでに見たことがないようなものを作りたい」という想いが、私たちが商品を創造するモチベーションとなっています。
たゆまぬ努力で、「塗りの新たなる可能性」への飽くなき挑戦を続ける
私たちは1997年より漆器業界の塗装を始め、現在では筆記具や高級ブランドの什器のほか、車いすや内装建具、神社仏閣のメンテナンスなど、さまざまな製品の木工加工や、鏡面塗装に取り組んでいます。
時には紙やコルク素材に鏡面塗装を施すなど、従来では考えられなかった高度な手法で、お客様の期待以上の商品を創造すべく努力を続けています。
一見すると「そんなことは不可能だ」と思えるようなご依頼であっても、そこで断ってしまえば、その上のレベルに到達することはできなくなってしまいます。
私どもは、お客様からのご依頼を断ったことは一度もございません。
他の会社様で断られてしまうようなご依頼でも、私たちの手にかかれば実現できます。
ひとつひとつ実績を積み重ねた結果、老舗メーカー様などからも「難しいものは栗原木工所さんに依頼する」と仰って頂く状況にございます。
お客様からのご依頼に真摯に取り組み、従来になかったものを生み出し続けることは、塗りの新たなる可能性を見出し、私たちの信用性と実績につながっていると自負しています。
私たちは今後も飽くなき挑戦を続けてまいります。
こだわりの原材料や製法、「かつてない鏡面塗装」の技術から生まれた「KTURA」
私たちは、徹底した「塗り」の技術を、独自に開拓してきました。
これまで見たことがない商品を生み出すために、他には真似できないこだわりを持って取り組んでいます。
この度誕生した自社ブランド「KTURA」にもそのノウハウを詰めこみ商品開発をしています。
すべてを映し込む「かつてない鏡面塗装」を施し、希少性の高い純金・純銀を使用するなど、これまでの経験とあらゆる技術を駆使し、お客様に「本物」の魅力を知って頂くべくより良いものづくりに邁進してまいります。